2018年 01月 22日
学校とわたし(母) |
「日番が嫌」な事をきっかけに
朝、登校できなくなって
そこからわたしと当時二歳の弟も一緒の登校が始まった。
きっかけは日番だったけど
一年生の頃からずっと
「学校は楽しくない」と言っていた。
娘と一緒に過ごしてみて
最初の母の感想は
「しんどい気持ちがわかった」だった。
怒りっぱなしの先生と朝から夕方までいるのは
私もしんどくなった。
もちろん、楽しい先生も優しい先生もいるし
怒りっぱなしの先生も
好きで怒ってる訳じゃない。
ほんとに忙しそうだったし、
息つく間もないように思えた。
ただ、合わない人と半日一緒に居て
仕切られるのは大人でもへこたれる。
娘は、はみ出し刑事ならぬ
はみ出し生徒だったけど、
先生に逆らったりするタイプの子供ではない。
(不登校というかたちで抵抗したかな?)
夫が先生の言葉に一度だけ、
物申した事があったのだけど
「先生、傷ついてないかなあ?」と
気にかける優しい心を持つ子供。
さて、
集会後に、運動場を行進させられて
そろってない!もう一周!と注意されたり、
全校生徒でまあるく向かい合って合唱して
歌い方を評価しあったりなど
そんな場面をみていると
みんな一丸となってやることって
そんなに素晴らしい事なのかな。
どうなんだろ。
気持ちが乗らない時もあるじゃん。
音楽は楽しむ事が大切じゃん。
って、体育館の端っこで、運動場の端っこで
娘の横で感じていた母でした。
給食だって、毎日せかされて食べたくない。
規則を守る、いい子でなくても全然いい。
でもどちらかといえば娘は
規則を守っていい子でいるよう頑張るタイプの
子供なんじゃないかなあ。
はみ出し生徒の親がいうのもなんですが。
ただ色々納得が出来なくて、
それに疲れたんじゃないかなと思う。
どうだろう。
学校を否定したいわけではない。
いい所もいっぱい
自分にとったら、そうでないと思う所もあれこれ。
学校だけじゃなく、
なんでもいい所もそうでない所もあるよな。
娘がもし優等生だったら
優等生ではなくても生き生き楽しんでたら
運動会や音楽会でも、
感動したり応援してたんだろうなあ。
私も学校がすごく好きだったかも。
今も嫌いではないけれど
学校に行くのが当たり前。
学校のあり方が当たり前でもなくなった。
親は子供の味方だから。
はみ出しものでも、肯定してあげたい。
合わないなら合わせる必要はないんじゃない?
わたしの気持ちはそう変化した。
また変化するかもだけど。
by toda_yuka
| 2018-01-22 11:45
| かぞくのこと