電車でのできごと。

昨日、帰宅ラッシュの満員電車の中に、
腰の曲がった杖をついたちっちゃなお婆ちゃんが乗り込んで来た。

周りは疲れきった顔をしている、
多分会社帰りのサラリーマンたちでいっぱい。

誰か席を譲ってあげて。。。

席があいても、早いもんがち！みたいに
みんなそそくさと座っていく。
そのほとんどが、残念ながら中年の男の人だった。

みんな気付いてたはずです。。。
かなしいな。

イギリスに行った知人は、地下鉄に乗った時、
よぼよぼのお祖父さんが女の人に席を譲ってて素敵だったと言ってた。
紳士だなあって。

そのおばあちゃんは、
みんな疲れてるやろうからええよ。
遅い時間に乗った私が悪いねん。って。

極端にやさしくなくったっていいと思うのです。
ちょっとした思いやりや、気遣いがあれば、
もうちょっと楽しい日常になるんじゃないかって。

最後に、びっくりしたのは、
なんと、おばあちゃんは、自分の右目に指を突っ込んだ。
「！！！」
目の玉を取り出して、私に見せようとしたのだ。
（半分出たのを見た。）
義眼だったのかな。
それもそれで、私もかなり引いてしまった。
まさかの出来事で。

いやはや疲れる時はなかなか忘れがちだけど、
相手の気持ちになって、少し考えてみる。
これだけできっと変わる。
心掛けよう。