お産の記録④

無事出産を終え別室へ。

痛み止め、抗生剤、子宮収縮剤の点滴のサイクルが
翌日の朝まで続いた。
子宮収縮剤の点滴が痛くて
痛み止めの座薬を数回。

頭が冴えて眠れず。
我が子は保育器に入っていたので
朝になるまで会えないとのこと。
これがほんとに寂しかった。
はやく抱きたいよ～～。

１週間入院することになるんだけれど
痛みとの闘い～。

最初の数日はもう。。
起き上がることも介護ベッドで、寝返りも辛すぎる。
歩行器にしがみついて歩く。
トイレに行くのも最初は介助されて。
カテーテルで尿管が傷ついていたので
やっと辿り着いてもそこからもまたなお痛い～～。

体が自由に動くことの有り難さを痛感。

何をするのも介助が必要で。。
こちらの病院のスタッフさんたちが気さくで親切だったことが救い。

｢帝王切開の人は産むときの痛みを知らない｣なんていう人もいるけれど
出産はどれも大変だわ。

体の痛みはほんとしんどかったけれど
精神的にも不安定になっていた。
夕方になると落ち着かなく、不安になってきて
頭に変な汗をダラダラかいて、体がこわばって、
疲れているから寝たいんだけれど、眠れない。
涙が出たり、力が入らなくなったり、耳鳴りしたり。。
今思い返すと、緊張の糸がきれたからなのか、ホームシックになったからなのか…
ホルモンバランスが崩れて、マタニティーブルーになっていたのからなのか。なんなのか。

そんなこんなだったけれど、日に日に回復していった。
日にち薬なのですな。

気になっていたことの一つ、
４歳の娘のこと。
私が入院中は、夫と夫の実家で泊ることになっていた。
誕生から今まで、母、子、離れて寝たことがなかったし
帰りが遅い夫は寝かしつけたことも数回ほど。
大丈夫なのかな～。
面会に来てくれた時、私が痛そうな姿をしていたらショックを受けないかなあ～。

会っている時間は弱音を全く見せなかったけれど
病院を出た後や、お家に置いてある私と一緒に描いた絵をみて
隠れて涙してたと夫が教えてくれた。

おっと、息子起きる。
続きはまたこんど。